病院サイトのリニューアル、デザインだけ変えるのはもったいない!見直したい4つのポイント
こんにちは、秋山です。
私たちは医療業界に特化した制作会社として、医療動画やメディカルイラスト、3DCG、Webサイトなど、さまざまなコンテンツを制作しています。
「病院のWebサイトをリニューアルしたい」そうご相談いただくとき、最初に出てくるのは「デザインを新しくしたい」というお話が多いです。
たしかに、何年も前に作ったサイトだと、デザインを見直したくなるものです。スマートフォンで見づらかったり、写真が古くなっていたり、ページ構成が今のサイトに合わなくなっていたり。
でも、せっかくサイト全体を作り直すのであれば、デザインだけを変えるのは少しもったいない。リニューアルは、今ある情報を一度整理して、「この情報をどう見せたらいいか」まで考え直す良いタイミングです。
今回は、医療Webサイトを制作する立場から、リニューアル時に見直したい4つのポイントをご紹介したいと思います!
1.今ある情報を、そのまま載せ直さない
まず見直したいのが、現在のWebサイトに載っている情報です。
長く運用している病院サイトでは、ページが少しずつ増えていきます。
新しい診療科ができた。新しい医師が着任した。新しい治療や設備が導入された。
そのたびにページを追加していくと、気がつけば似たような情報が複数のページにあったり、昔から残っているページがあったりします。
リニューアルでは、これらを一度整理してみます。
「この情報は今後も必要?」「同じような内容が別のページにもない?」「この2つのページは、まとめたほうがいいのでは?」
と、一つずつ確認していくわけです。
もちろん、すべての情報を削ればいいということではありません。
大切なのは、今ある情報をそのまま新しいサイトへ移すのではなく、現在の病院に合わせて組み直すことです。(サイトの「大掃除」をするような感覚に近いかもしれませんね)
2.「誰が見るか」と「何を知りたいか」を整理する
次に考えたいのが、サイトを見る人と、その人が知りたい情報です。
病院サイトを見るのは、患者さんだけではありません。
初めて受診する患者さん。入院する患者さんやご家族。地域の医療機関。採用情報を探している医療従事者。
同じWebサイトでも、目的はそれぞれ違います。
たとえば初めて受診する人なら、
「何科に行けばいい?」「予約は必要?」「診療時間は?」「場所はどこ?」
といった情報を探すでしょう。
一方、入院する患者さんやご家族なら、
「入院までに何を準備する?」「当日はどこへ行く?」「面会はどうなっている?」
といった情報が必要になります。
さらに、その人が情報を見る順番まで考えてみると、サイトの構成が見えやすくなります。もちろん、実際の行動は人によって違います。それでも「この情報を見たら、次は何を知りたくなるだろう?」と考えておくと、ページ同士のつながりを作りやすくなります。
ページを一つずつ作るだけではなく、サイト全体を一つの流れとして考えることがポイントです。
3.「文章で伝える」以外の方法も考える
3つ目は、情報の見せ方です。
医療情報というと、どうしても文章中心になりがちです。
もちろん、文章でしっかり説明することが必要な情報もあります。ただ、内容によっては、写真や図、動画などを使ったほうが伝わりやすいものもあります。
たとえば、
院内の雰囲気 → 写真や動画院内での流れ → 図解複雑な治療や身体の構造 → メディカルイラストや3DCG医師の考えや人柄 → インタビュー動画設備や施設の特徴 → 写真や動画
といった具合です。
特に病院の場合、「どんな場所なのか」「どんな先生がいるのか」は、文章だけでは伝えにくいことがあります。
そういうときは、実際の院内を撮影したり、医師へのインタビューを動画にしたりすることで、Webサイトだけでは伝えにくかった部分を補うことができます。Webサイトのリニューアルは、こうしたコンテンツの作り方そのものを見直すタイミングでもあります。
4.「新しくするもの」と「残すもの」を決める
最後に、リニューアル全体を見ながら、コンテンツを整理します。
ここでは、現在のサイトにある情報を大きく3つに分けてみると考えやすくなります。
残すものこれからも必要な情報
整理するもの内容が重複していたり、複数のページに分かれていたりする情報
見せ方を変えるもの文章だけではなく、写真・図解・動画などを使ったほうが伝わりやすい情報
というように分けて考えてみます。
ここで大事なのは、「今あるページを全部残す」ことを前提にしないことです。
「この情報は今の病院にも必要?」「今の患者さんが知りたい情報は足りている?」「逆に、もう必要のない情報は残っていない?」
と一つずつ見直していくことで、今の病院に合ったWebサイトへ整理していくことができます。(長く運用しているサイトほど、一度棚卸ししてみるといろいろ出てきます。)
こうして見ると、Webサイトのリニューアルは、デザインだけの話ではないことがわかると思います。
誰が見るのか。何を知りたいのか。どんな順番で情報を見るのか。文章で伝えるのか、写真や図、動画で見せるのか。
こうしたところまで考えておくと、デザインを決める前に「このサイトで何を伝えたいのか」が整理されてきます。
そして、その整理ができていると、必要なページやコンテンツも決めやすくなります。
「リニューアルは決まったけれど、何を残せばいいかわからない」「今あるコンテンツをどう整理したらいい?」「動画やイラストを使いたいけれど、どこに入れればいい?」
そんなご相談でも構いません!私たちレイ・クリエーションでは、医療機関のWebサイト制作だけでなく、院内紹介動画や医療イラスト、3DCGなど、Webサイトに掲載するコンテンツの制作も行っています。
Webサイトとコンテンツを別々に考えるのではなく「何を、どう伝えるか」から一緒に整理しませんか?
ぜひご気軽にご相談くださいね。




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