手術室での撮影って、どこの制作会社でもできるの?
- 亀井 レイ
- 5 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは、亀井です。
今回は手術室での撮影についてのコラムです。
わたしたちレイ・クリエーションは、医療分野・医療業界のデザイン制作会社として、動画やカタログ、WEBなどを多く作成してまいりました。
よって、一般的な映像制作さんと比べると、手術室での撮影の実績がたくさんあります。
(契約上の関係で事例を掲載できず、、、すみません、、、)
長年、医療業界の方からコンテンツ制作のご依頼を承っていると「普通の映像制作会社に依頼して撮影するのと、どう違うの?手術室での撮影に専門性っているの?」と聞かれることがあります。
たしかに、気になりますよね。
手術室での撮影は、だいたいは手技や術式の撮影がメインで、プロの役者さんがいるわけでもなく、ドラマのような演出が必要になるわけではありませんから。
「撮影する」という点においては同じなわけです。
ただ、私自身の考えでは、手術室での撮影は全然違うもので、やはり専門性が必要になると感じております。
まず、ドクターや技師さん、スタッフの方の立ち位置や動きを把握して、お邪魔にならないように、どこにも触れないようにする、ということが必要となってきます。
また、手技の内容はもちろんのこと、その医療機器を使う意味、強み、使い方、ドクターが何を見てどう判断してその機器を使うのか、がわかるように撮影しなければなりません。
そして、X線や心電図、エコー、内視鏡のカメラの録画方法の確認なども必要になってきます。
その施設に導入されている医療機器によっては古い機器もあり、コンバーターを通して変換→録画、というように一筋縄ではいかず、複雑なものも結構あるんですよね。
撮り直しはできないという点や、最小限の人数で挑む点も、普通の撮影とは違うのではないでしょうか。
「狭い中で色々倒しちゃったり、ぶつかったりしたけど、ちゃんと撮るものは撮りました!バッチリですよ(^v^)」では許されないのが、手術室での撮影です。
レイ・クリエーションのように、専門としている業者に依頼される方が良いと思います。
レイ・クリエーションでは「これでもか」というほど万全を期して撮影に臨んでおります。
どうしても下見の回数や、病院様との確認・連携が増えてきてしまい、お手数おかけすることもあると思いますが、ご了承いただけますと幸いです。

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