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“リアルに作ればいい” は間違い?3DCGであえて嘘をつく理由

  • 15 時間前
  • 読了時間: 3分

こんにちは、秋山です。


私たちは医療業界に特化したデザイン制作会社として、医療動画や3DCG、メディカルイラストなどの制作を通じて、専門的な情報を「どう伝えるか」まで含めた設計を行っています!


3DCG制作のご相談で、よくいただくのがこの一言です。 「できるだけリアルに再現したい」

もちろん、そのお気持ちはよく分かります。医療機器やエネルギー技術は精密ですし、「リアル=正しい」という印象もありますよね。


ただ、実務ではあえて “リアルにしない” 判断をすることも少なくありません。むしろその方が、伝わるケースが多いんです!

ではなぜ、「リアルなのに伝わらない」ということが起きるのでしょうか?



1.リアルが伝わらない理由

まず前提として、医療機器や体内の構造は非常に複雑です。

■ 情報量が多すぎる 内部構造をすべて再現すると、情報が多すぎて逆にノイズになります。

■ 見るべきポイントが分からない 強調や視線誘導がないと、「どこを見ればいいのか」が伝わりません。

■ スケール・視点の問題 実寸では見えない部分や、理解しづらい角度のままでは、正確でも理解できない状態になります。

(リアルにすればするほど、むしろ難しくなることもあるんです)



2.“嘘をつく” とはどういうことか

ここでいう“嘘”とは、誤った情報を伝えることではありません。 「理解させるために、意図的に情報を操作すること」です。

例えば──

■ あえて簡略化する 不要なパーツを削り、形状をシンプルにする

■ 色をつける 実際には存在しない色で、機能ごとに視覚的に分ける

■ スケールを変える 見えない部分を拡大し、動きを強調する

■ 透明化・分解する 外装を透過し、内部構造を段階的に見せる

これらはすべて、「どうすれば理解できるか」を起点にした設計です。



3.医療分野で特に重要な理由

この考え方は、医療分野では特に重要です。

なぜなら、そもそも扱っているものが「見えない」からです。


・体内での作用

・気体や流体の動き

・エネルギーの変換や流れ


こうした対象は、そのままでは認識できません。

一方で、正確さも強く求められます。だからこそ必要なのが、“正確に嘘をつく” という設計は必要なんです!(このバランスが一番難しいところです)




4.私たちが重視しているポイント

私たちが3DCG制作で重視しているのは、リアルさそのものではありません。


・何を理解させたいのかを定義する

・不要な情報を削る

・見せるべきポイントを強調する

・医療的な正確性との整合性を保つ


この設計があってはじめて、3DCGは “伝わるコンテンツ” になります。




3DCGは単なる「再現」ではなく「翻訳」です。

重要なのはリアルさではなく、“どう理解されるか” という設計です。


私たちは医療分野に特化した制作会社として、医療動画やメディカルイラストと組み合わせながら、専門性と分かりやすさを両立した3DCG制作をご提案しています。


「リアルに作っているのに、なぜか伝わらない!」 

そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。



3DCG 医療機器
もちろんグロテスクになりすぎないレベルで、リアルを追求することも可能です!

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