伝えたいこと、盛り込みすぎてませんか?最後まで観てもらえる医療動画のコツ
- 亀井 レイ
- 9月4日
- 読了時間: 3分
更新日:9月5日
こんにちは、秋山です。
わたしたちレイ・クリエーションは、医療分野・医療業界のデザイン制作会社として、動画やカタログ、WEBなどを多く作成してまいりましたが、今回はPR動画についてご紹介します。
医療機器やサービスを動画で紹介するとき、「せっかく作るんだから全部盛り込みたい!」と思われる方、多いのではないでしょうか。
機能説明も、会社の理念も、開発ストーリーも、、、どれも大事だから削れない。
そんなお気持ち、よくわかります!
でも、実は「盛り込みすぎ」が動画の落とし穴なんです。
よくあるのが、シナリオ制作段階で「もっとここを詳しく!」と情報を追加してしまい、ナレーションが長くなったり、画面が単調になってしまうパターン。
細かく説明しすぎると、画面が切り替わらないまま音声だけが続き、どうしても単調になりがちです。(同じ画面をずっと見ている時間って飽きますよね、、!)
さらに、情報を詰め込みすぎると、どうしても動画全体の尺が長くなってしまいます。
展示会やWebサイトで流す動画は、最後まで観てもらえるかどうかが勝負!
時間が長いだけで視聴完了率はぐっと下がってしまうんです。
(詳しくはこちらのコラム「医療系の動画の尺ってどれくらいがベスト?」を読んでみてくださいね)
そこで私たちがシナリオ作りで意識しているのが「取捨選択」と「リズム」です。
まず「今回の動画で一番伝えたいこと」を決め、ナレーションや映像に優先順位をつけます。
長くなりすぎそうな部分は、画面の切り替えやイラスト、アニメーションで補強し、飽きない構成に調整します。(ちょっとした動きや切り替えで、驚くほど見やすくなるんです!)
さらに、テロップや字幕を入れるか、静止画・実写・アニメーションのどれで表現するかも、シナリオ段階で検討します。専門用語をどう扱うか、どの順番で見せると理解しやすいか、観る人の目線を想像しながら設計していきます。
上映するタイミングや環境、更には内容に寄りますが、1本の動画を見終わったときに記憶に残る= =理解できるポイントはせいぜい3つほどかなと考えています。
一方通行になりがちな動画というコンテンツだからこそ、情報の整理は必須!
シナリオは単なる台本ではなく、動画全体の設計図。専門性を保ちながらも、飽きずに観てもらえる医療動画を作るために、私たちは今日も頭をひねっています!
「伝えたいことが多すぎて整理できない、、、」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
打ち合わせの段階から、一緒に内容を整理して、最後まで観てもらえる医療動画づくりをお手伝いします!



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