患者さんの不安を取り除く「インフォームド・コンセント」用イラスト・動画の活用法

こんにちは、制作の吉良です。

私は15年以上、看護師として病院で働いていました。現在は「デザイン・制作を通して医療を支えたい！」という気持ちで仕事に励んでいます。

わたしたちレイ・クリエーションは、医療分野・医療業界のデザイン制作会社として、動画（サイネージ、患者説明動画、病院紹介やプロモーションビデオなど）やカタログ・パンフレット、医学会用の掲示物（ポスターセッションやパネルディスカッション）、医療・疾患イラスト、シェーマ、WEB制作など様々な制作物を作成しております。

毎日、多くの患者さんと向き合い、最善の医療を提供されている先生方、看護師の皆様、本当にお疲れ様です！

割り込み業務が日常茶飯事で多忙な日々の診療の中で、こんなお悩みはありませんか？

「病状や手術の説明をしたけれど、患者さんの表情が曇ったままだ……」「高齢の患者さんに説明するのに時間がかかり、診療時間が押してしまう」「スタッフによって説明の質にバラつきがあり、患者さんの理解度に差が出てしまう」

特にインフォームド・コンセント（IC）の場では、患者さんの不安を取り除き、納得して治療を受けていただくことが何より大切ですよね。しかし、限られた時間の中で、複雑な医療情報を言葉だけで伝えるのは至難の業です。

そこで今回は、患者さんの理解を深め、かつ医療従事者の皆様の業務負担を軽減する「メディカルイラスト（シェーマ）」や「説明用動画」の活用法についてご紹介します。

言葉の限界を突破する「視覚」の力

私たち人間が得る情報の8割は「視覚」から入ってくると言われています。特に、解剖図や術式の説明は、言葉で聞くだけではイメージが湧きにくいものです。教科書のコピーや簡単な手書きの絵を使うことも多いかと思いますが、書き込みすぎて見づらくなったり、少しリアルすぎて患者さんが怖がってしまったりすることはありませんか？

1. 親しみやすい「メディカルイラスト・シェーマ」

プロが作成する医療イラストは、必要な情報を強調し、不要な情報を省くことで「一目でわかる」ように設計されています。例えば、疾患のメカニズムを説明する際、少しデフォルメされた優しいタッチのイラストがあるだけで、患者さんの心理的なハードルはぐっと下がります。「自分の体で何が起きているのか」が直感的に分かると、漠然とした不安が消え、治療への前向きな意欲向上にもつながります。

弊社では、学会発表用の精密なシェーマから、患者さん向けの柔らかいタッチのイラストまで、用途に合わせたタッチやトーンで制作が可能です。用途に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご要望をお聞かせください。

2. 「動画」で説明時間を短縮＆均質化

さらに今、多くのクリニックや病院で導入が進んでいるのが患者説明用動画です！例えば、検査の流れや手術の手順、術後の注意点などを3〜5分程度の動画にまとめます。

これを診察前の待ち時間に診察室でタブレット端末を使って見てもらったりすることで、以下のような大きなメリットが生まれます。

• 説明時間の短縮： 医師がゼロから全て話す必要がなくなり、動画視聴後の質疑応答に集中できます。

• 業務効率化： 看護師さんが毎回同じ説明を繰り返す負担が減り、その分、個別性が必要な患者さんのケアに時間をかけることができます。

• 説明の均質化： 誰が担当しても同じクオリティの情報提供ができ、「言った言わない」のトラブル防止にも役立ちます。

  
  

「伝わる」デザインで、医療現場にゆとりを

「イラストや動画を作るのは大変そう……」と思われるかもしれませんが、私たちレイ・クリエーションは、医療に特化したデザイン制作を長年行ってきた経験を活かし、お客さまのイメージを的確に形にいたします。

• パンフレットやWEBサイト用に、疾患説明のイラストを描いてほしい

• 院内サイネージで流す、検査案内の動画を作りたい

• パンフレットや同意書に載せる分かりやすいシェーマが欲しい

  
  

こうしたご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

分かりやすいツールを用意することは、患者さんの安心感だけでなく、現場で働く皆様の時間のゆとりを作ることにもつながります。

これまで多くの医療機関様の制作物に携わってきた経験を活かし、貴院の診療スタイルに合った最適な表現を全力でご提案させていただきます。

ざっくりとしたご提案でも大丈夫です。一緒に形にしていきましょう。

「まずは話だけ聞いてみたい」なども大歓迎です。

ご相談やご質問は、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。