医療従事者のための解剖図イラスト活用術|教育現場から患者説明まで
- 亀井 レイ
- 11月14日
- 読了時間: 4分
こんにちは、制作の吉良です。
私は15年以上、看護師として病院で働いていました。現在は「デザイン・制作を通して医療を支えたい!」という気持ちで仕事に励んでいます。
わたしたちレイ・クリエーションは、医療分野・医療業界のデザイン制作会社として、動画(サイネージ、患者説明動画、病院紹介やプロモーションビデオなど)やカタログ・パンフレット、医学会用の掲示物(ポスターセッションやパネルディスカッション)、医療・疾患イラスト、シェーマ、WEB制作など様々な制作物を作成しております。
人の体って、本当に複雑ですよね…!
医療現場の最前線でご活躍されている皆さんなら、きっと日々そう感じていらっしゃることと思います。
私たちも、その複雑な人体の仕組みをいかに分かりやすく伝えるか、常に頭を悩ませています。
皆さんは、この複雑な人体の構造を、新人スタッフに効率よく教えたり、あるいは不安を抱える患者さんに分かりやすく説明したりする時、どんな工夫をされていますか?
「言葉だけではなかなか伝わりにくい…」「もっと理解を深めてほしいのに…」そんな壁にぶつかることはありませんか?
実は、そんな時に絶大な力を発揮してくれるのが、解剖図イラストなんです。
絵や図といった視覚情報は、文字情報に比べて圧倒的に理解を促進し、記憶に残りやすいという科学的な根拠もあります。
今回は、この「解剖図イラスト」が、皆さんの日々の業務をどれほど強力にサポートしてくれるか、その活用術をたっぷりご紹介したいと思います!
教育現場が変わる!解剖図イラストの驚くべき効果
新人スタッフの研修や、医学生・研修医の皆さんへの指導。座学はもちろん大切ですが、「実際の体の動き」や「臓器の位置関係」を言葉だけで伝えるのは至難の業ですよね。特に、点滴や注射、挿管といった手技の習得には、教科書だけではなかなかイメージしにくいものです。
ここで解剖図イラストの出番です!例えば、血管や神経の走行を鮮明に描いた解剖図イラスト があれば、新人も「なるほど、ここに針を刺せばいいのか!」と具体的なイメージを持って学べます。
まさに、医療従事者一人ひとりのスキルアップに直結する、強力なツールと言えるでしょう。
患者さんの「わかる!」を引き出す、疾患イラスト
次に、患者さんへの説明について考えてみましょう。
病状や手術内容、治療方針…。「先生が説明してくれたけど、専門用語が多くて結局よくわからなかった…」患者さんの心の中には、そんな不安が渦巻いていることも少なくありません。
そんな時、疾患イラスト 患者説明資料があれば、いかがでしょうか?
「胃カメラってこんな風に入るんですね!」「なるほど、私の場合はこの部分が悪くなっているのか…」と、患者さんは目で見て納得し、不安が安心へと変わっていくはずです。特に、がん治療のようなデリケートな内容や、検査や手術同意説明の場面では、視覚的な情報が患者さんの納得感を高め、インフォームドコンセントの質を劇的に向上させます。
あるクリニックでは、患者さんへの説明にオリジナルの疾患イラストを導入したところ、「説明がとても分かりやすかった」という声が増え、診察後の質問件数が減ったそうです。患者さんの理解が深まることで、治療への意欲も高まり、結果として患者満足度の向上にも繋がっていくんですね。
外国人患者さんへの説明や、待合室での疾患啓発動画として、多言語対応のイラストやデジタルサイネージで活用できるのも大きな魅力です。
言葉では伝えづらいコトを、イラストで伝える
解剖図イラストは、単なる「絵」ではありません。それは、医療の質を高め、患者さんとの信頼関係を深め、そして医療従事者の皆さんの日々の業務をサポートするためのツールではないかと考えています。
「言葉だけでは伝わらない」という壁を乗り越え、より分かりやすく、より安心できる医療を共に創りませんか?
貴院・貴社の課題解決に、当社の医療イラスト・シェーマをぜひご活用ください。「どんなことが実現できるのか相談だけしてみたい」などザックリとしたご依頼でも大丈夫です。
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