3DCG制作の裏側:医療機器の内部ってどうやって再現してるの?
- 亀井 レイ
- 12 分前
- 読了時間: 3分
こんにちは、秋山です。
私たちレイ・クリエーションは、医療分野のデザイン制作に特化し、動画やカタログ、Webなどを多く手がけてきました。
特に医療機器の紹介動画で使う3DCGは、「どうやってあんなに内部までリアルに作ってるの?」と聞かれることが多いんです。
そこで今回は、私たちが3DCGを作るときの“ちょっとした裏側”を、4つのポイントでご紹介します!
1. 機構理解のためのヒアリング
まずは設計者や開発者にじっくりお話を伺います。「ここはどう動くの?」「重要なポイントはどこ?」と確認しながら、機械の仕組みや動作を理解していきます。図面だけではわからない部分も多いので、現場の声を聞くことが何より大事。(正直、分解してみたくなる衝動に駆られることも…!)この段階で正しく理解しておくと、CGに落とし込んだときの動きや見せ方に違和感が出ません。
2. 図面の読み取り
次に設計図や仕様書をもとに3Dモデルを作ります。私は大学で工業デザインを学んでいたので、図面を読み解き、部品同士の関係を理解するのは得意分野です。医療機器は細かい部品が多く、少しでも読み違えると全体の動きが変わってしまうことも。必要に応じて設計者に確認しながら、精度の高いモデルを作り上げます。(ここでミスると、あとで動画にするときに大変なんですよね…!)
3. 「正確さ」と「見せ方」のバランス
正確に再現するだけでは、情報量が多すぎて見る人が混乱してしまいます。そこで見せたい部分を強調したり、透明化したりして、誰が見てもわかりやすく調整します。正確さは保ちつつ、視覚的に理解しやすい“見せ方”を意識するのがポイントです。(リアルすぎても伝わりにくい、でも簡略化しすぎても正確さが失われる…ここが腕の見せ所!)
4. 実写や2DアニメーションとのMIXも想定
最近は、実写や2Dアニメーションと組み合わせるケースも増えています。例えば動画冒頭でリアルな3DCGを見せ、後半は2Dアニメーションで操作手順やポイントを解説する、といった使い方です。「このパーツは動画で動かしたほうがわかりやすいな」と最初に設計しておくと、制作もスムーズ。Web用にスマホでも見やすくしたり、音声なしでも理解できる構成にしたり、用途に合わせた設計もここで決まります。
3DCG制作は、ただ精密に作るだけではなく、「正確さ」と「伝わりやすさ」の両立が大切です。私たちはヒアリング、図面理解、表現の調整、他媒体との連携を通して、医療機器の魅力を最大限に引き出すCGを作っています。(「お、これならパッと見ても理解できる!」と感じてもらえる瞬間が、やっぱり嬉しいんですよね…!)
正確でわかりやすい3DCGは、製品紹介や動画コンテンツの説得力を格段に高めます。
「見て理解できる」「正確に伝わる」CGで、御社の医療機器の価値をもっと魅力的に伝えてみませんか?



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